コンビニ その4

コンビニとは、えてして便利なものである。

語源自体がそういった意味を持つのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが。しかし人がコンビニに赴く理由とは、多岐にわたると思う。それは買い物であったり、待ち合わせであったり、タバコ休憩であったり、睡眠であったり。しかし私がコンビニに求めるのは、雰囲気なのである。例を挙げると、ど田舎の山道にぽつんと佇む一件のコンビニ。冬の早朝の、誰もいないようなコンビニ。こういった独特の雰囲気(共感されにくいとは思うが)のコンビニが、とてつもなく愛おしいのである。踏まえて、往々にして私はコンビニを目的地としとツーリングに出かけることがある。そこで紫煙を燻らしながら缶コーヒーを啜るのが、凡百の大学生には全く理解され難いであろう、私の青春なのであった。